くつって、焼き物みたいにして作るんですね。
以前、弊社の工場見学にいらっしゃった方から、こんな言葉を頂きました。「ヴァルカナイズ製法」別名、加硫製法。
国内でもごく僅かの工場しか生産することの出来ない、この製法の最大の特徴は、最終工程で加硫缶と呼ばれる“窯”に入れる(ゴムの中に配合した硫黄を化学反応させる)という点です。
この製法から生み出される靴には、ソールがしなやかで柔らかい、丈夫で壊れにくい、美しいシルエットを保てるといった良さがあります。
そして何より、熟練の手仕事でしか生み出せない、精巧で美しい“作りの良さ”が魅力です。
そんな“焼き物みたいなくつ(SHOES LIKE POTTERY - シューズライクポタリー)”ならではの魅力を、そして私たちが長年培ってきた“まじめな靴づくり”を、是非皆さんに伝えたいと考えました。